Tuesday, August 20, 2013

日本で初めてメダルを渡せました。First Medal Distributing Event in Japan!

みなさん、こんにちは。ブログを見て下さってありがとうございます。
それから、メダルを寄付して下さっている方々、ありがとうございます。

私もメダルは何十個と寄付して来ているんですが、寄付しっ放しで、
後は子供病院の係の方にお任せしていて、実際に子供たちに
会ったことがありませんでした。
ところが、今回、初めて、淡路島であった
「難病の子供を支援するネットワーク」での
キャンプでみなさんのメダルを直接に
子供たちに届けることができました。

Hello, everyone! Thanks for donating your medals or checking the blog.  I am always in a position to donate medals to hospitals but I had a chance to deliver medals directly this time. The organization we visited is named "Network to support of children with incurable diseases ".

子供たちのキャンプがあった淡路島の海はとてもきれいでした!

Seas and beaches in Awaji Island was so beautiful!




子供キャンプには12人の子供さんが参加していたかな。
私たちが会場に到着した時には、工作タイムでした!
木で作るカブトムシとかクワガタとか
ご家族と作っていらっしゃいました。
楽しそうだったな〜。

最初は、私たちがなんでメダルを持っているのとか、
どういう理由でここにいるのとか、
誰だろう?って思っておられたんじゃないかと思います。
そこで、簡単に、私たちM4Mはランナーのグループで、
アメリカのDrスティーブがご自身が執刀なさった患者の子供たちに
自分の完走メダルを上げていたことから始まり、
自分たちが走って得たメダルを「勇気の証(あかし)」として
子供たちに渡したいということで持って来た、
ということをお伝えしました。

There were about 12 kids at the camp.  I don't know what are their physical conditions, but they are having a good time to make some "bugs" by woods.  Family and friends were there too.  First they did not understand who we are and why we wanted to deliver medals to them, but they seemed to be happy when I explained how Dr. Steve started M4M: he gave his own medals to his own patients and we are sharing his spirits.


「さぁ、メダルをどうぞ」って言って、M4Mの代表の4人がこんな感じで
子供たち一人づつの所に行きました。
最初はなんか子供たちは恥ずかしそうでしたが、最初の子供がメダルを選んで、
その子も恥ずかしそうに&嬉しそうにしてくれて、、、
そうしたら、次から次へと子供たちがやって来てくれました!やった〜。

I was happy my small speech about M4M seemed to be well received ... they seemed to share our mission.  First, kids were a little shy but once first kid chose the medal... it was easy what happened next, right?  Kids were excited to pick up their medals! Mom and dad seemed to be happy too! Some mom and dad even wore their kid's medals : )

子供たちの何人かは、今回のイベントの間にはお部屋で休憩しておられました。
ずっとイベントが続いていたとのことで、
その子供たちの分は担当の方にお渡ししました。

Some kids could not come to the event floor because they were too tired from other events. So, we left a couple of medals to them.  Hope they liked it!

一緒に行けた、お医者様でもあり、ランナーでもあるD先生、
大阪ウルトラ100kmの大会運営委員長のSF先生、
そして、スタッフのIさん!
私たち三人+私が代表として
みんなの力でここまで来ました。

また来年にも行けたらいいな〜とは思います。
続けさせていただけるかどうかは別として、
今回は、私たちが初めて日本の子供たちに
渡せることができた大切な日となりました。

I hope we can come back to their camp next year again!
It it happens or not, it was a great day to have our first ever medal giving event in Japan!


これからも、ぜひみなさんのサポート、よろしくお願いいたします。
この夏に日本で集めたメダルの多くは、再びアメリカの子供病院に送ることに
なりました。私の地元のフィラデルフィア子供病院に多くが送られることに
なると思いますが、また報告させて下さいね。

I appreciate your constant support to M4M! Most of medals we have collected this year will be sending to children's hospitals in US.  Please let me report to you updates when time comes!

Thursday, August 15, 2013

大阪ウルトラ100kmでのメダル集め Osaka Ultra 100km Medal Drive

みなさん、ブログで間が空いてしまってすみませんでした。
仕事で帰省していたのですが、そちらの生活の方にどっぷり浸かってしまっていました。
またこれからちょくちょくとブログを続けて行きたいと思います。

Sorry that it took too long since the last posting.  I hope keep posting new stories more often!

さて、大阪ウルトラ100kmで集まったメダルの整理をして来ました。
貴重なメダルを寄付して下さった方、
メダル集めのために色々とご配慮下さった運営委員会の方、
本当にありがとうございました。
整理したメダルは、船便でアメリカに送ります。
主な受け取り先は、フィラデルフィアの子供病院の骨髄移植の
子供たちになりますが、また順を追って、これからもご報告させていただきますね。

Yesterday, I just got back to Kansai, where we collected medals at Osaka Ultra 100km event in April.  Thank you so much for the donors as well as staff at Osaka Ultra 100km, who helped tremendously for the medal drive.  We will send out those medals by seamail to the US.  Main recipient for these Japanese medals should be bone marrow implant patients at Childrens Hospital of Philadelphia.  I hope to share the updates when time comes.

昨日の作業はリボンを取って、10個づつまとめて、
シリコン・テープでまとめる作業でした。

Yesterday's work was to take off original ribbons and then tie 10 medals together.






たくさんあるメダルの中から、20個を厳選し、M4Mのリボンをつけました。
さて、これはどうするのでしょうか。
続きは次でね。

We selected 20 medals out of 200+, which we collected, and put M4M ribbons.  What will happen next?  I will tell you what in my next posting!



Tuesday, May 7, 2013

(Japanese only posting) メダルの送り方


今回も自分の言葉で語るブログ。

メダルの寄付について、質問を受けることがあります。

メダルですが、ハーフマラソン以上の距離の完走メダルを集めております。
具体的には、ハーフマラソン、フルマラソン、アイアンマンハーフ、
アイアンマン、ウルトラの距離になるでしょうか。
リボンはこちらで付け替えるので、リボンを外して送っていただければ
ありがたいです。お友達の分もご一緒に送って頂くことは、もちろん大歓迎です。

私もこの活動は、アメリカのランニングの雑誌で見て、知りました。
自分で送るうちに、それなら、友達の分も集めて一緒に送ろう、
それなら、他にも声かけしよう、として広がり始めました。
私は在米で、フィラデルフィア在住なのですけど、
フィラデルフィア近郊で集めたものは、フィラデルフィア子供病院に
直接持って行きます。日本で集めたものは、その都度その都度、
必要とされるところに小包を送ります。

ちょうどこの週末に、デトロイトである子供病院の大きなイベントに
メダルを50個寄付したところです。これはNYや界隈の走友たちが
私に手渡してくれたものです。

先日のブログに書きましたが、ボストンマラソンの時には、
友人がやはり50個近くのメダルを日本から持って来てくれたのですけど、
たまたまボストンマラソンで爆発テロがあり、すぐにそれは、
ボストン支部に送られて、救助活動された方に送られました。

私もボストンマラソンは完走しました。
そして、完走メダルをもらいました。

そして、私の今回のボストンマラソンのメダルは、すぐに寄付しました。
テロのせいで、マラソンが4時間少しで中止になり、完走が出来なかった人が
たくさんいたのです。
それで、フェースブックで呼びかけて、ある女性とつながりました。
彼女は、脳のガンの克服者で、若いお母さんで、そして、
初めてのボストンマラソンでゴール直前に中断されたのでした。
そして、実際にはフィニッシュラインに到達しなかった彼女に
私のメダルは送られました。

私にとったら、9回目のボストンマラソンで
そんなに愛着のないメダルだったので、完走できなかった誰かが必要とするならば、
という思いで手放したのですけど、
彼女は本当の本当に喜んでくれて、私も嬉しかったです。

メダル集めをしていると「人のメダルなんかもらって喜ぶの?」
という声を聞くんですけど、説明できないんですけど、
実際にすごくたくさんの人が喜んで下さっているので、
理屈っぽく考えなくても、喜んで頂いていることには間違いないです。

または、私たちを通したら、必ず一個一個、喜んで下さる人に
届くということは言えると思います。

私のメダルを受け取った女性は、実際には完走ではありませんでした。
けど、子育ての関係や、様々なことで、今回のボストンは一生のうちで
最初で最後のものになるだろうという思いで出走なさったそうです。
なので、テロで中断され、幻の完走だったのですけど、
私のメダルを受け取ることで、幻の完走が、自分の中では
完走したも同じ価値、だという誇りが持てたということです。

私も今回、自分のボストンマラソンの完走メダルを直接この方に渡せて、
改めて、メダルの力を感じました。

だから、繰り返しになりますが「人のメダルをもらって喜ぶのだろうか」という
疑問は、感じなくていいのです。
喜んで下さる方がいてくださるので、私たちドナーが
その意味がよく分からなくても
私たちが走ってゲットしたメダルに色々な思いと価値を見いだして
本当に喜んで、意味づけをしてくださる方々がいるのは現実なのです。

さて、メダルの送り先になりますが、以下の住所になります。

〒540-0003 
大阪市中央区森之宮中央1-16-11 SPORTSAID内 
M4Mメダル集め
電話:06-4792-0009 / FAX:06-4792-0009 

私は、6月に関西に帰省します。
その時に、頂いているメダルを整理して、
アメリカの方に送ろうと思っています。
実際には日本の病院で受け入れ先を探してはいるんですが、
例の「こんなものをもらって喜ぶのか?」などのような議論や壁があり、
受け入れ先が見つかっていない状態です。

でも、アメリカでなら間違いなく喜んでもらえるので、
まあ、これからもしばらくアメリカに送ることになりそうです。

なので、ぜひ今後もよろしくお願いいたします。
読んで下さってありがとうございます。

Friday, May 3, 2013

(Japanese only posting) メダル集めとボストンマラソン


期間が空いてしまいました。大変申し訳ありません。
大阪ウルトラ100km/70kmでも、
たくさんのメダルが集まったことを伺い、非常に嬉しく思います。
ありがとうございます!
私は在米なのですけど、6月に帰省してメダルを整理するのが楽しみです。

いつもは、アメリカでのM4Mでの活動を翻訳して
ご報告するという形でブログを進めているのですけど、
これから数回は少し、自分の言葉で書こうと思っています。

ちょっと自分の言葉で書こうと思っているきっかけは、
ボストンマラソンのテロ爆発です。
日本でもニュースになっていましたが、私はあの日、
9年連続のボストンマラソンのフィニッシュでした。
ゴールして20分後、そして、1ブロック先で爆発が起こりました。
私は荷物の受け取り場所にいて、体調を崩してうずくまっている女性を
介抱していました。
彼女に声を掛けながら、ゴールに向かって立っていて、ものすごい爆音が響き(バーーーーーンと長かった)
地響きのようなバイブレーションを感じ、何もないところから煙が、
立体的に上がるのを見ました。
周りはパニックにもならず、ただ唖然と「oh my god....」と言うのみでした。
二度目の爆発は私は聞いていません。
というのは、女性に「何があったの?」と話しかけられて即答で
「爆弾だ」と答えてる最中だったからのようです。

私はすぐに爆弾だと思いました。

その後、迎えに来てくれていた地元の友人と合流し、彼はツィッターで
即座に色々な情報を集め始めました。
知り合いを通じてTV東京からインタビューが来て、長い間つかまりました。

マラソンの楽しさ、興奮、それから一転してテロ事件。
忘れられない一日を経験しました。

あれからもう3週間以上経ち、少し落ちつきましたが、
当初は混乱しました。イスラエルの友達に言わせたら
「こんなのイスラエルでは日常茶飯事」
ということですが、でも、やっぱり自分が実際にテロのターゲットになり、
爆発を見て、そして自分たちランナーと一体化してマラソン観戦を
してくれている応援の方々が犠牲になり、本当に落ちつきませんでした。

そんな中、メダル集めがすぐに動いたことがあります。

まず依頼があって、爆発の後にすぐに被害者を助けてくれた
現場のスタッフなどにメダルを送って模しいということでした。
私たち自身も混乱していて、取りあえずは今年のボストンの
フィニッシュメダルの寄付をという話でしたが、結局、
医療や救助活動にあたった方の数が甚大だったので、
他のマラソンのメダルでもいいから、メダルを送って欲しいという
要請になりました。そして、たまたま日本の豊中グリーンクラブの有志の方が、
今回、ボストンマラソンに走りに来てくださっていた
金村さんと玉田さんに託して50個余のメダルがお二人の手から
私に預けられていたのです。
すぐに速達小包で、ボストンのM4Mのコーディネーターに
預かっていた50個余のメダルを送り、
それはすでに救助活動に当たられた方の手元に渡ったそうです。


さて、みなさんは、ビル・ロジャースという往年のランナーをご存知ですか。
80年代に瀬古利彦さんとボストンを競り、瀬古さんが結局、

当時の大会記録で優勝したのですが、
ビル・ロジャーズさんご自身もボストンマラソンでは優勝経験があり、

アメリカのランナーで知らない人はいないマラソンランナーです。

そのビル・ロジャーズさんは現在ボストン在住で、

私たちM4Mファミリーの一員なのですけど、
ビル・ロジャーズさんより、私たち日本人の迅速な対応に

直接お礼をいただきました!

そんな感じですので、みなさんのお手元を離れてしまったメダルは

いったいどこで何をしているのかな、と思われる方も
おられることと思いますが、
実際に、たくさんの方々にきちんと渡されています。

読んで下さってありがとうございました。


Friday, March 29, 2013

あるメダル寄付者からのメール Mail from a medal donor

(11/5/2012)

あるメダル寄付者からのメール:

息子が最近骨髄移植の手術を受け、その際にM4Mからマリーンコープマラソン(注釈:参加申し込み2時間半で売り切れのアメリカで大人気の「海兵隊マラソン」)のメダルを頂きました。この頂いたメダルは、私の父が第二次世界大戦の時に海兵隊員だったこともあり、特別に意味を持つものとなりました。感謝の気持ちを込めて、2001年のボストンマラソンの私のメダルを一つ寄付させて頂きます。どなたかの喜びにつながれば光栄です。

(Mail from a medal donor)

My son recently underwent a bone marrow transplant and received a Marine Corps Marathon medal from Medals 4 Mettle. That medal was especially meaningful to us since my father was a Marine in WWII and I ran the 1978 Marine Corps Marathon while he proudly watched.  Therefore, I decided to donate my 2001 Boston Marathon medal for someone else to enjoy.

メダルをあげました。Distributing medals

入院中の子供にメダルが渡されました!
Distributing medals to the patients!







Thursday, March 28, 2013

国立子供病院でのイベント報告 Memo after Medal Distribution at National Childrens Hospital


(10/28/2013) ** 国立子供病院で入院中の子供たちにメダルが渡されました。

今日は大成功でした!
今日は7つのメダルをあげました。
チャイルドライフ・チーム(の子供たち)の分は来週だと言われました。

今日、メダルを受け取った子供たちは、全員、本当に喜んでいました。
本当に素晴らしい経験です。

みなさんがここにいらしたら、と思います。
また将来にはもっともっとたくさんのメダルをあげましょう!

本当にありがとう。

アリシアより。



Today went so well!!

We gave out 7 medals- we have the remainder to give to the child life team for this coming week.

ALL of the patients that received one were so thrilled.  Really was an amazing experience.

I hope all of you can come and we can give out more in the future. 
Carmen was AMAZING!!  What a joy it was to work with her.  She is a keeper!!

Thank you all so much!

Alicia

乳児のお母さんからの手紙  A letter from a mother of infant


(10/8/12) M4Mのドクター・アイゼンバーグに来た手紙。




アイゼンバーグ先生、

昨日の、イースト・テネシー・バデイー・ウォークでメダルを寄付して下さってありがとうございました。私にとっては、1月に娘がダウン症として生まれてから、初めてのバディー・ウォークへの参加でした。娘はダウン症だけえはなくて、心臓疾患も抱えております。先日、テネシー大学病院の乳児集中治療室で、心臓を開いてペースメーカーを埋め込む手術が行われました。その後、一ヶ月に渡り、ヴァンダビルド子供病院では栄養を送るためのチューブのための手術もありました。そんなわけでしたので、昨日のバディー・ウォークへの参加は、私たちにはやっと自分たちの来た道を祝うことができる大切な日となりました。色々な人が、お互いに声を掛け合って励まし合い、きっとこのイベントがなければ通り過ぎて行くだけであろう方々と生きることの真摯さを再確認するという自分には信じられないようなステキな午後でした。ミス・Mと一緒にこのバディー・ウォークに参加できたことは私たち家族には、一つの分岐点となりました。M4Mのみなさん、ありがとうございます。おかげさまで、私はこの日のことは一生絶対に忘れないでしょう。みなさんに本当にありがとうが言いたいです。そして、大切なメダルを私の子供のような人たちに寄付してくださったアスリートのみなさんにも感謝します。言葉では言い表せないステキな贈り物です。ありがとうございました。

テネシー州在住
A. R と家族一同


Dear Mr. Isenberg,

I just wanted to thank you for your organization’s donation of medals to the East Tennessee Buddy Walk that took place yesterday.  This was our first Buddy Walk as our daughter was born in January with Down Syndrome and a congestive heart defect.  After three weeks in the NICU at UT Hospital followed by Open Heart Surgery, surgery to give her a pacemaker, surgery to insert a feeding tube and over a month at Vanderbilt Children’s Hospital doing all of this, yesterday was our BIG DAY to CELEBRATE!  It was an incredible afternoon of people coming together to recognize and encourage these precious individuals who give us an outlook on life that we otherwise probably would have missed.  Given our journey with our dear Miss M, this was truly a milestone for our family.  Thanks to your organization, we now have a keepsake that will help us to forever remember this day.  Thank you for all you do and for the many athletes who so generously donate their medals to honor our little ones.  It is truly such a gift.

With a grateful heart-

A. R, for the entire R family
Maryville, TN

Thursday, March 21, 2013

ビデオ:NYのロングアイランドでのメダルと子供たち Long Island Chapter Medal Drive

(8/3/12)

冬にNYのロングアイランドであったイベントがニュースになりました。子供たちにメダルを上げている映像です。下のサイトをクリックしたらご覧になれます。動画は約5分です。

Medal Drive at Long Island Chapter.  It made a news. Please click and check it!

ここをクリックしてね。click here.
Long Island Chapter Medal Drive

Wednesday, March 20, 2013

ヘルシンキに渡ったメダル A letter about Helsinki boy


(8/3/12) M4Mのプレジデントのシャランさんに来たメール。

こんにちは、J と申します。コロラド州在住で、小学校1、2年生の教員をしています。ちょっとしたきっかけで、フィンランドのヘルシンキ在住のMさんという高校の先生と知り合いになりました。Mさんは、自分の仕事が終わった後、治る見込みのない病気の子供たちの教員ボランティアとして、病院に通っています。Mさんと私はEメールで話しているのですが、O くんという6歳の男の子について話してくれました。O くんは入院生活が2年になるのですが、まず経済的に恵まれないご家庭の9人の子供の末っ子であること、そして、ご家族は病院から非常に離れた場所に住んでいて、誰もO くんのお見舞いに全然来られないそうです。Mさんと、病院でO くんを担当している方が、今はO くんが本当の家族のようなものだそうです。そんな話を聞いていたある日、あるランニング雑誌でM4Mの活動のことを私は目にしました。そして、M4Mのリボンを購入して、自分が走ったマラソンのメダルにつけてO くんにあげました。私の走ったレースは、コロラド州のマウント・エバンスの山岳レースで、15マイル(24km)の距離を4000ft (1200m) の高低差、一気に14,200ft (4328m)の頂上まで走る全米で一番高所でのロードレースです。完走してメダルを貰ったとき、すごく嬉しかったです。なので、O くんへの贈り物として、もしかしてぴったりではないかと思いました。Mさんから聞いたのは、彼女がO くんにリボンのついたメダルを渡した時、O くんにとってはそれが彼の世界の全てだったようだということです。O くんは、起きている時にも寝ている時にもそれを身につけていたそうです。

悲しいことに、O くんは先週天国に旅立って行きました。Mさんは、O くんの旅立ちを見守りました。Mさんがおっしゃるには、O くんはMさんに手を握られて、安らかな微笑みをたたえていたそうです。そして、もう一つの手には、メダルが握られていました。その後、O くんは、メダルを首にかけて、お墓に入りました。

私の小さな完走メダルがこの男の子に与えたインパクトを前に、考えたことがあります。それは、私とMさんがしたことを、他のヘルシンキの子供の患者さんたちにもできないのか、と。Mさんが言うには、彼女の病院の子供たちの多くは、貧困家庭の出身で、大げさではなく何も所有しているものがない状態だそうです。プラスチックのゴミ袋やTシャツをもらうだけでも大興奮だということ。O くんが亡くなり、次にMさんが病院を訪問したとき、O くんのいたベッドには、次の死を待つ子供が入床していたそうです。残念なことに、病気の子供は絶えることがありません。

なので、もしもできたら、M4Mの活動をヘルシンキでも広げられたらな、と思います。何か情報を頂いて、私とMさんとで、活動が始められのかどうか検討したいと思っておりますが、いかがでしょうか。

お忙しい中、お時間を割いて下さってありがとうございます。お返事がいただけるのをお待ちしております。

J.E. より

My name is J, I live in Louisville, Co, and am a 1st and 2nd grade teacher. I've come to know a high school teacher in Helsinki, M, who after teaching all day, goes to a hospital to be a volunteer teacher for young, terminally ill kiddos. We've been emailing each other and she's told about about one of her little students, O, who is 6. He'd been in the hospital for 2 years and due to the fact that he's the youngest of nine kids from a very poor family who lives a long way away in Lapland, none of his family has ever been able to visit. M, as well as his caregivers at the hospital, really are his only family. After reading about Medals4Medals in one of my running magazines, I ordered one of your fabulous ribbons and attached it to a medal I'd recently received for running the Mt. Evans Ascent here in Colorado. It was 15 miles and ascended 4000 vertical feet, ending at 14,200 ft. It's the highest road race in North America. I was proud of finishing and receiving a medal for my effort....and it seemed the perfect thing to send to O! M said when she gave the medal and ribbon to O, it meant the world to him. He wore it day and night.

Sadly, O passed away last week...     M was with him. She said he died smiling, holding her hand. In his other hand he held his medal. He was buried with it around his neck.

Hearing about the impact that one little medal had on one brave little boy really got me thinking about trying to extend what M and I had done for O, to her other student/patients.
M says that most of her hospital students do come from poor families and have absolutely nothing! She said they are ecstatic to receive something as simple as a plastic grocery bag or a t-shirt. When she went back to the hospital a few days ago, there was already another sick child in the bed O had been in. Unfortunately, as you well know, there are always more kiddos coming.

So, I'd like to get more information from you and see if it's feasible for M and me to try extending Medals4Mettle into yet another country.
I'll wait to hear back from you. Thanks for taking the time to listen.

Best,
J. E.

Friday, February 15, 2013

人のメダルをなんで誰かにあげるの? "What is the point of giving my 'old race medals' to someone?

今日(2/15)のM4Mのフェースブックのポスティングより。
https://www.facebook.com/Medals4Mettle


もしかして「私の古い完走メダルを誰かにあげるのの、意味ってなんだろう。それがどうなると言うの?」って考えてる方がいらしたら。

M4Mカらメダルを受け取った時、(病気の)子供たちやそのご家族の方々いつも深く感動を受けられたり、圧倒されたりなさっているってことをお知らせしたいです。みなさんは、誰かが自分たちが誰かの気にかけてもらっているという風に感じられるようです。そして、誇りに思われるようです。みなさんにとっては、それは「ただの古いメダル」というわけではないようです。子供たちとご家族は、小さいけど、私たちの心のこもった行為をメダル寄付の裏側に感じて下さっていて、深い感謝の意を示して下さいます。

M4Mのチャリティーのいい所の一つは、他にもボランティアやチャリティー活動を同時になさっておられても、特に支障なく続けて行けることです。メダルを寄付して、応援メッセージをみんなとシェアし、これからもみなさんの個人的な善意を広め続けられたらいいなと思います。

変わらぬご支援をこれからもよろしくお願いいたします。







<From today (2/15)'s M4M facebook posting>
https://www.facebook.com/Medals4Mettle

If you are wondering, "What is the point of giving my 'old race medals' to someone? What would that do?"

Please know that the children and adults who receive these medals are often deeply touched and overwhelmed with emotion when they receive medals from our organization. They feel acknowledged. They feel honored. To them, these are not just 'some old medals'. They and their families have expressed great appreciation for the simply yet kind gesture of support behind our donations.

One of the great things about supporting Medals 4 Mettle is that you can support so many other charities of your choosing at the same time. Donate your medals and help share our message whilst you continue to raise funds for your personal causes.

Thank you all so much for your support.

Wednesday, January 30, 2013

お父さんのメモリー・ボックス Dad's memory box

7/10/2012

(ドクター・アイゼンバーグからのメールより)

6月3日になりますが、インディアナ州のある人にメダルを送って欲しいというメールでのリクエストがありました。送り主は、韓国の米軍基地にいるある娘さんで、中国での「万里の長城マラソン」を完走したばかりでした。それで、この娘さんは、お父さんに自分の完走メダルを送りたかったのです。でも、この方はできればM4Mのリボンをつけて送りたかったのでした。

彼女の手紙は非常に心を動かされるものでした。そこには、どうやってこの完走メダルを手に入れたのかが書いてありました。

お父様の白血病との闘いは日増しにひどくなり、マラソンを走る辛さなど、比べ物にならないということ、彼女はお父様から遠く離れた韓国にいるということ、自分のマラソンの完走メダルをお父様にあげたらきっと勇気づけてあげられるだろうと考えていることなどが綴られていました。

そこで、私たちは、ぜひ彼女のメダルをこちらに送って欲しい、そうすれば私たちがお父様にお渡しすると言うことをお伝えしました。そうして、私たちは彼女からメダルを受け取り、メダルとリボン、彼女の手紙、病床につく彼のことを私たちが思っていること、だから、彼は独りぼっちではないんだということを書いた私たちからのメッセージも、送りました。

悲しいことに、お父様は6月26日に天に召されました。私たちにメダルを送って下さった娘さんは、私たちのオフィスに足を運んで下さり、彼女のメダルをお父様に責任を持って渡したことに対して感謝の気持ちを伝えてくれました。メダルはお父様が亡くなるほんの数日前に届けることができたのです。

驚いたことに、最後の数日、彼は自分の「メモリー・ボックス」(思い出の箱)に彼女からの手紙や彼女の写真と共にメダルを入れられ、箱から出しては、ご自慢になり、周りに見せておられたそうです。そのメダルも含めた「メモリー・ボックス」はとてもきれいに作られていらっしゃいました。彼はこの世を去られましたが、その代わりに、娘さんがお父様のために何かをした、という素敵な思い出を残されました。

ご家族はこの「メモリー・ボックス」を一生涯大切になさるでしょう。

このお嬢さんとお母様は、このストーリーをM4Mの方で共有して欲しいということなんです。携帯で撮影し、写真があまりよくなくてすみません。どんなものかという大体の雰囲気は伝わるのではないかと思います。








On June 3rd last month M4M rec'd an "on-line" request for a medal gift to be sent to an Indiana resident. The sender was a daughter, in the military (Army) stationed in South Korea. She had just completed the GREAT WALL OF CHINA Marathon. She wanted her Dad to have the medal. However, she wanted it sent to him on a Medals4Mettle Ribbon. Her letter was very touching; about how she earned it but that his battle with leukemia was much worse than what it took to run the race; she was so far away from him; how she thought that giving him the medal would encourage his fight, etc. So, we told her to send us her medal and we would get it to her Dad. Upon receipt of the medal, we mailed it with her letter on our ribbon with our little card about how someone was thinking of him in his fight and wanted him to know he was not alone.

Sadly, he passed away last week, June 26. His daughter (the one who sent us the medal and earned the medal) just stopped by the office to THANK US for making sure he rec'd the medal from her. He rec'd it a couple days before he passed. What was amazing was that during the few days he had the medal he had put it in a MEMORY BOX with her note, her photo and her medal to brag about it and show it off. It was a beautiful display! Instead, he left a wonderful momento of what she had done for him. The family loves this item and will cherish it forever. The daughter and wife wanted to share this with our organization so I am passing it along to all of you. Sorry the photo  is not great - cell phone - but you get the idea.

Tuesday, January 29, 2013

ライリー子供病院でのイベント:その4(写真)

2012年5月のインディアナ州ライリー子供病院でのメダル授与のイベントの写真。
インディー500のプロレーサーや、ミス・インディ500の美女も
イベントに来てくださいました。


























ライリー子供病院でのイベント:その3

M4Mが始まったきっかけは、このドクター・アイゼンバーグというインディアナポリスのお医者様。彼が、自分の患者さん(子供たち)に自分の完走メダルを上げ始めたのが、そもそもの始まりです。

そのドクター・アイゼンバーグからのメール(古いものを紹介しております)。


クッキーとメダルをもらってウィンクする子供病院の男の子。

Winking Cookie Boy









5/12/2012

先週の水曜日、インディー(インディアナポリス)のライリー子供病院の入院患者の子供たちに150以上のメダルが渡されました。看護師とチャイルド・ケア・コーディネーターは、ロビーに来て、参加できない子供たちのためにメダルとクッキーをピックアップして、それぞれの病室に持って行ってあげました。イベントには、一晩中、長蛇の列ができ、私たちはたくさんの病気と闘っている子供たちやご家族の方々に会うことができました。それから、インディ500のカードドライバーや、インディ500のプリンセス(ミス・インディー500)も来てくれました。とても素晴らしいイベントでした。たくさんの写真を撮影しましたので、これから順に紹介していけたらなと思います。

Last Wednesday night we awarded over 150 medals to inpatients at Riley Chidrens Hospital in Indy. Nurses and Child Care Coordinators came down to the lobby to get medals and cookies (thank you to Todd Schwenn at McFarling Foods) for those patients who could not make it to the lobby. There was a long line all evening and we met many courageous kids and parents. Indy car drivers and crews and the 500 Festival Princesses were there. There are many great pics. I will forward some more of them separately for you to open if you wish. Thank you Sally and all the Indy volunteers. What a great night!